高耐食めっき(溶融亜鉛アルミニウム合金めっき)、溶融亜鉛めっき、低光沢処理(リン酸亜鉛処理)、各種塗装等の表面処理を行っています。
高耐食めっき(溶融亜鉛アルミニウム合金めっき:タフZ10) ※詳細についてはこちら
高耐食めっき(溶融亜鉛アルミニウム合金めっき:タフZ10)は、高純度亜鉛めっき処理の後に亜鉛-アルミ合金めっき処理を行う事により、従来の溶融亜鉛めっきの約10倍の耐食性を示す弊社独自の表面処理技術です。
特に、塩害地域や重工業地帯および温泉地域など腐食環境で優れた耐食性を発揮します。
(※泉質により耐食性は異なります)
豊富な実績と信頼
私たちは様々な環境で暴露試験することで、絶えず「タフZ10」の有効性について評価し、お客様とともに考え、構造物の設計、製造そして防食対策までを提案させて頂きます。
溶融亜鉛めっき
鉄の防錆処理における最も一般的かつ経済的な方法として、電力通信関係、土木建築関係、鉄道運輸関係など、様々な分野で広く利用されております。
めっき槽サイズ(L×W×H)
12,000×1,600×2,000(mm)
製品形状 | めっき可能最大寸法(mm) |
---|---|
単材(型鋼、丸鋼) | 11,000(L) |
平組立材(検査路・防護棚) | 11,000(L)×1,700(W) |
立方組立材(組鉄塔、架台) | 11,000(L)×1,500(W)×1,700(H) |
最大重量
5.0t
めっき槽サイズ(L×W×H)
5,000×1,400×2,000(mm)
製品形状 | めっき可能最大寸法(mm) |
---|---|
単材(型鋼、丸鋼) | 4,800(L) |
平組立材(検査路・防護棚) | 4,800(L)×1,200(W) |
立方組立材(組鉄塔、架台) | 4,800(L)×1,200(W)×1,700(H) |
最大重量
1.0t
低光沢処理(リン酸亜鉛処理)
溶融亜鉛めっきされたばかりの鋼材は、非常に光沢のある銀色の表面をしています。しかし、その光沢は周辺状況によって周囲の景観と馴染まないこともあります。このような場合、新設時に溶融亜鉛めっき表面をリン酸亜鉛処理することにより、鋼材表面に緻密な結晶を形成し、この結晶の乱反射によって光沢を低下することができます。このリン酸亜鉛処理によって光沢を低減させる方法が低光沢処理です。
弊社では用途や周辺状況に応じて2種類の色合いの低光沢処理を行っています。
低光沢処理槽サイズ(L×W×H)
11,000×2,000×1,700(mm)
製品形状 | 処理可能最大寸法(mm) |
---|---|
単材(型鋼、丸鋼) | 10,500(L) |
平組立材(検査路・防護棚) | 10,500(L)×1,900(W) |
立方組立材(組鉄塔、架台) | 10,500(L)×1,900(W)×1,500(H) |
最大重量
10.0t
処理の種類
低光沢処理は写真に示す通り、明色タイプ(N7.0)と暗色タイプ(N4.5)の2種類があります。溶融亜鉛めっきと比較すると光沢を抑え、落ち着いた色彩(グレー色およびダークグレー色)になります。
左から溶融亜鉛めっき(N8.0)、明色タイプ(N7.0)、暗色タイプ(N4.5)
塗装
亜鉛めっきはそのままの状態でも、長期間の防錆力を有するものですが、近年環境調和、航空標識等の着色や過酷な腐食環境下での使用の為に、更に塗装を施す事も多くなっております。
ところが亜鉛めっき被膜への塗装は、鉄素地の場合に比べて亜鉛表面の活性度や二次生成物等により剥離しやすく、従来から難しいものとされてきました。弊社では長年の亜鉛めっき並びに塗装技術の蓄積によって、亜鉛めっき被膜のより良い塗装品をお届けするよう努力しております。
塗装仕様につきましては、用途、環境等によって作成しますので、お気軽にご相談ください。